RoboMasterで開発するロボットについて

RoboMasterは、開発するロボットの種類が多いことが特徴の一つです。

ロボットには必須で作らなければいけないロボットと、任意で作るロボットがあります。必須ロボットが全ての事前検査(試合毎に実施)を通過すると、試合に出場することができます。

この記事では、RoboMaster出場のために開発する必須ロボットと任意ロボットを紹介します。

※RoboMasterはルールが毎年大幅に更新されるため、ロボットの種類は開催年ごとに異なる場合があります。この記事では主に、RoboMaster 2020の出場ロボットを説明します。

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1.出場ロボットの種類

                                        
ロボットの種類 番号 数量 製作の種類属性
歩兵ロボット 3/4/5 3 必須国際予選、復活戦、中国本戦
2国内地区予選
ヒーローロボット 1 1 国内地区予選、国際予選、復活戦、中国本戦
エンジニアロボット 2 1
空中ロボット 6 0-1 任意
哨兵ロボット 7
ダーツシステム 8
レーダー 9

2.各ロボットについて説明

歩兵ロボット

歩兵ロボットは必須ロボットで、国内予選では各チーム2台まで出場可能です。国際予選と中国本戦では各チーム3台まで出場可能です。

歩兵ロボット

  • <試合での役割・特徴>
  • ・動きが素早く、小回りが利くので攻撃や敵の動きの妨害など、役割は多岐に及ぶ。
  • ・ボーナスパネルへの射撃は大きな見せ場。

ヒーローロボット

ヒーローロボットは必須ロボットで、各チーム1台が出場可能です。

ヒーローロボット

  • <試合での役割・特徴>
  • ・唯一42㎜球を射出することができる攻撃の要。
  • ・ルール上、自ら球を補給することができないのでエンジニアロボットとの連携が重要。

エンジニアロボット

エンジニアロボットは必須ロボットで、各チーム1台が出場可能です。

エンジニアロボット

  • <試合での役割・特徴>
  • ・主に補助や援護の役割を持つロボット。
  • ・42㎜球の受け渡しや倒されたロボットの牽引などを行う。

空中ロボット

空中ロボットは任意ロボットで、各チーム最大1台が出場可能です。。

空中ロボット(ドローン)

  • <試合での役割・特徴>
  • ・17㎜球を持ち、空中から攻撃できるロボット。
  • ・搭載カメラで空からフィールドを俯瞰できるので、仲間に全体の情報を伝える役割も担っている。

哨兵ロボット

哨兵ロボットは任意ロボットで、各チーム最大1台が出場可能です。

エンジニア哨兵ロボット

  • <試合での役割・特徴>
  • ・基地前に設置されたレール上を動く、唯一の全自動ロボット。
  • ・倒されると基地ロボットのバリアが開いてしまうので、攻撃の回避や迎撃の機能が重要。

ダーツシステム

ダーツシステムは任意ロボットで、各チーム最大1台が出場可能です。

ダーツシステム

  • <試合での役割・特徴>
  • ・ダーツを発射して、敵のアウトポストや基地を攻撃する。
  • ・空中ロボットのオペレーターが操作。

レーダー

レーダーは任意ロボットで、各チーム最大1台が出場可能です。

レーダー

  • <試合での役割・特徴>
  • ・広い視野角と優れた計算能力でチーム全体にビジョンと警告情報を提供する役割を持つ。
  • ・これを効果的に使用することで、最新の戦闘情報を取得できる。

3.ロボット開発の材料費など参考例

FUKUOKA NIWAKA 歩兵ロボット(RoboMaster2018仕様)


FUKUOKA NIWAKA2018歩兵ロボット

  • <制作費用や仕様>
  • ・材料費:約39万円(主催者指定部品:14万円,本体:25万円)
  • ・製作期間:約3カ月
  • ・重量:14.25㎏
  • ・サイズ:550×520×500mm
  • ・前輪はリジッドサスペンション仕様。後輪はサス機構なし。
  • ・球補給用ホッパー上部固定式。
  • ・画像認識用カメラ&MANIFOLDによる自動照準モード搭載。
  • ・CFRPを多用した軽量化ボディ。
  • ・42mm球対策用防護ネット装備。

  • <RM2018 大会サイズ規定>
  • ■最大重量:20kg
  • ■最大初期サイズ:600×600×500mm
  • ■最大展開サイズ:700×700×600mm

FUKUOKA NIWAKA ヒーローロボット(RoboMaster2018仕様)


FUKUOKA NIWAKA2018ヒーローロボット

  • <制作費用や仕様>
  • ・材料費:約41万円(主催者指定部品:16万円,本体:25万円)
  • ・製作期間:約4カ月
  • ・重量:29.95㎏
  • ・サイズ:800×700×800mm
  • ・前輪独立懸架。
  • ・自力で、資源島の球を取りに行ける。(2019年ルールでは不可)
  • ・画像認識用カメラ&MANIFOLDによる自動照準モード搭載。
  • ・アルミボディ。
  • ・プラダンでボディ補強。

  • <RM2018 大会サイズ規定>
  • ■最大重量:35kg
  • ■最大初期サイズ:800×800×800mm
  • ■最大展開サイズ:1200×1200×1200mm

4.開発規則は随時変更あり

RoboMasterのロボットについて大枠をまとめてきましたが、ロボットの開発規則は運営によって随時変更されます。

必ず出場する大会の最新のルールブックを参照するようにしてください。レギュレーションを守りつつ、強いロボットを開発しましょう。

日本で行われる競技会のルールブックは大会情報ページのエントリー情報からダウンロードしてください。

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