RoboMasterチームのメンバー構成

RoboMasterチームが大会に出場するには、満たさないといけないメンバー構成の条件が『参加者マニュアル』によって定められています。

この記事では、構成の条件やメンバーの役割について説明します。

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メンバー構成イメージ
※画像はFUKUOKA NIWAKA(九州)2019年のメンバー構成イメージ

1)チームの編成について

ひとつの大学(高専、短大、専門学校を含む)単独の学生によるチーム、もしくは複数校の学生による連合チームでのエントリーが可能です。

学校単独チームの場合、原則として1校につき1チームとします。学校単独でメンバーを確保できない場合は、委員会からの許可を得ることで、複数の学校でチームを作り、「連合チーム」として参加することができます。

2)チーム名について

チームの名称について、学校単位の場合は「学校名」+「チーム名」、連合の場合は「(地域名)連合大学」+「チーム名」となります。

※参考までに、FUKUOKA NIWAKAの場合は「福岡連合大学+FUKUOKA NIWAKA」でRoboMaster 国際大会にエントリーしています。

チーム名は16文字を超えてはいけません。アルファベットは1文字でカウントされますが、漢字1文字は2文字としてカウントされるので注意してください。

チーム名はエントリーをする前までに、必ず決めなければなりません。また、チーム名と共にチームのエンブレム(ロゴ)の制作も推奨します。

チーム作りの条件
※2018年国際チームエンブレム制作例

現在活動中の日本チーム名やロゴはこちらのチーム一覧ページから確認することができます。

3)チームメンバーの役職構成と役割

RoboMasterに出場するには、規則にそってメンバーの役職や役割を決め、ルールに記載されている最小人数を満たす必要があります。

チーム内の役職と役割、必要人数を下記の表にまとめます。

※日本でのイベントと、中国本戦では必要なメンバー数などが異なる場合があります。必ず、参加するイベントごとに参加者マニュアルを確認してください。

役職 役割 人数 条件
指導者 チーム発展に協力する 1~3 参加チーム中教育資格がある教師、教授等
アドバイザー 技術・マネジメントのサポート、チームの牽引・指導 0~5 学生、企業・研究機関・フリーランスで働くエンジニア、研究員 ※社会人も可、必ずチームメンバーを指導する立場となる人物であること
キャプテン チームメンバーの代表、委員会との窓口 5~35 2020年8月時点で大学(学部生、大学院博士前期課程・後期課程)・高専(4年生以上、専攻科生)・大学校に在籍している学生
プロジェクトマネージャー プロジェクトの全体管理者
広報 プロモーション担当
一般メンバー 技術開発、組織運営、操縦、スポンサー獲得等を分担

チームは学生が中心ですが、指導者やアドバイザーとなる社会人も非常に重要です。社会人が持つチーム運営のノウハウや技術は学生にとって非常に大きな学びとなります。

指導者

教育資格を持つ教師や教授などが担当します。チームの代表責任者であり、チームワークの構築と管理を担当。
メンバーの安全やチーム経費の管理も行います。プロジェクト計画を指導、開発の問題点を解決し、試合期間中は委員会と協力してチームを引率します。
指導者は、オペレーター、マネージャー、広報、顧問を兼任できません。

アドバイザー

大学(院)生、企業や研究室のエンジニア、個人の科学者、研究員、スポンサーからの派遣員などは、アドバイザーとして参加することもできます。ロボット製作や他の関連業務を行います。
アドバイザーは、指導者、キャプテン、オペレーター、広報を兼任できません。

キャプテン

学生メンバーの中でリーダーシップを持ってチームを牽引します。チーム全体をまとめ、開発方針や試合中の戦術などを関係者と話し合いながら決定します。
キャプテンはオペレーターも兼任できますが、マネージャー、広報、顧問を兼任することはできません。

プロジェクトマネージャー

開発プロジェクトを管理します。各工程の進捗状況を把握し、スケジュール管理、コスト管理、必要に応じて作業内容の調整を行います。
メンバーの安全管理、モチベーションアップ、計画の推進・修正、作業分担の適正化などを通じて、プロジェクトがスムーズに進行するよう、マネージメントに努めます。

広報

様々な方法でチームのPRを行います。日本ではまだ認知度の低いロボマスにおいてPRは必須です。
効果的にPRすることができれば、メンバーの確保や活動資金の確保に繋げることができ、チームの活動を持続的にできるようになります。
お金をかけずとも、Twitterやinstagram、facebookなどの無料SNSを使ってできるかぎり発信することが重要です。

規則上のメンバー構成
※2018年 FUKUOKA NIWAKAチームメンバー集合写真

4)グループ分けでタスク分担

ルール上の役割分担をした上で、一般メンバーの中でも得意な分野・専門領域や担うタスクによって役割を分担します。

機械班、回路班、ソフトウェア班、運営班、広報班などにグループ分けしましょう。各班毎にリーダーを決め、定期的なリーダーミーティングを通じて進捗状況を共有しながら、計画的にプロジェクトを進めると良いでしょう。

機械班

主にロボットの設計、部品加工、組立など機械技術を用いた作業を行います。設計については技術規則に則り、レギュレーション違反の無いように注意します。部品加工は自作、外注を効率よく使い分けても良いでしょう。

回路班

回路設計、配線系統を担当。FUKUOKA NIWAKAの場合、ロボットの駆動系用の制御ボードはオリジナルのため、基板設計から行います。

ソフトウェア班

ロボットの駆動系制御プログラム、ROSを使った画像認識システム、自動照準、自動運転など様々なプログラム開発を行います。

運営班

執行部を立ててチームの方向性を決めたり、予算管理、重要事項の決定などを行います。

広報班

チームの活動を内外に広報し、認知の拡大やスポンサー獲得を目指します。RoboMasterは作るロボットの数が多いため、開発費用も大きくなります。その為、資金の確保は強いロボットを作る上で非常に重要な課題となります。

また、チームを存続していく上で必要不可欠なメンバー募集に関するタスクも担います。ロボット製作には直接かかわらずとも、非常に重要な役割です。

上述したのはグループ分けの一例です。チームに合わせたグループ分けを行いましょう。

最新の参加者マニュアルについて

実際に本戦の参加者マニュアルを確認したい場合は、下記ページ内のリンクから《RoboMaster 2020 Robotics Competition Participant Manual》の最新版をご確認ください。

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