2-必要なメンバー構成

1)チーム作りの条件

チームを作るにあたっては、大学(高専、短大、専門学校を含む)単独、もしくは複数校による連合チームでのエントリーが可能です。学校単独の場合、原則として1校につき1チームとします。しかし、学校単独でメンバーを確保できない場合は、委員会からの許可を得ることで、複数の学校でチームを作り、「連合チーム」として参加することもできます。

チームの名称について、学校単位の場合は「学校名」+「チーム名」、連合の場合は「(地域名)連合大学」+「チーム名」となります。参考までに、FUKUOKA NIWAKAの場合、「福岡連合大学+FUKUOKA NIWAKA」で国際大会にエントリーしています。

チーム名は16文字を超えず、漢字は2文字、アルファベットは1文字でカウントされます。チーム名はエントリーをする前までに、必ず決めなければなりません。また、チーム名と共に、チームのエンブレム制作も推奨します。

チーム作りの条件
※2018年国際チームエンブレム制作例

2)規則上のメンバー構成

RoboMasterではチームワークを重視し、チームメンバーはそれぞれ重要な役割を果たします。規則上、メンバーの役割が決められているので、各メンバー毎の最小人数を満たす必要があります。顧問はなしでも構いません。

メンバー 役割 人数 詳細
指導者 チーム発展に協力するもの 1~3 参加チーム中教育資格がある教師、教授等の方
顧問 OB、チームのエンジニアを担当し、戦略、技術、管理等の指導をサポート 0~5 在籍学生、社会人、エンジニア、科学者と研究員
キャプテン チームのメンバー、委員会との窓口 5~35 2019年8月以前に在籍している学生(大学生、大学院生、博士等)
広報 チームやRMプロジェクトの宣伝責任者
マネージャー プロジェクトの全体管理者
チームメンバー 技術組、運営組、オペレータ組、技術組は機械電子コントロール、視覚、構造等異なるディレクションを担当

指導者

教師、教授など。チームの代表責任者であり、チームワークの構築と管理を担当。メンバーの安全やチーム経費の管理も行います。プロジェクト計画を指導、開発の問題点を解決し、試合期間中は委員会と協力してチームを引率します。指導者は、オペレーター、マネージャー、広報、顧問を兼任できません。

顧問

大学生、大学院生、博士など在籍している学生、企業や研究室で仕事をしているエンジニア、個人の科学者、研究員、スポンサーからの派遣員などは、顧問として参加します。ロボット製作や他の関連業務を行います。顧問は、指導者、キャプテン、オペレーター、広報を兼任できません。

キャプテン

チームの技術、戦術を担当します。メンバーの業務範囲、調整、戦略の検討を行います。試合期間中、キャプテンは試合前の会議に参加し、チーム成績を確認します。チームの代表としてチャレンジシステムの対応をします。キャプテンはオペレーターも兼任できますが、マネージャー、広報、顧問を兼任することはできません。

広報

様々な方法でチームのPRを行います。効果的なPRは、チーム全体のモチベーションアップにもつながります。RoboMasterの認知度を上げ、参加者を増やし、社会への普及に努めます。ロボマスター日本委員会では、Twitter、Instagram、FacebookでのPRを推奨しています。

マネージャー

プロジェクトの全体を管理します。各工程の進捗状況を把握し、スケジュール管理、コスト管理、必要に応じてメンバー間の作業内容の調整を行います。メンバーの安全管理、モチベーションアップ、計画の推進・修正、作業分担の適正化などを通じて、プロジェクトがスムーズに進行するよう、マネージメントに努めます。

規則上のメンバー構成
※2018年 FUKUOKA NIWAKAチームメンバー集合写真

3)メンバーの役割分担

FUKUOKA NIWAKAの場合、機械班、回路班、ソフトウェア班、ドローン班、運営班など、チームメンバーをグループ分けし、分担して作業を進めています。各班毎にリーダーを決め、定期的なリーダーミーティングを通じて進捗状況を共有しながら、計画的にプロジェクトを進めていきます。

機械班

ロボット(ドローン以外)の設計、部品加工、組立を行います。設計については技術規則に則り、レギュレーション違反の無いように注意します。部品加工は自作、外注を効率よく使い分けています。

回路班

回路設計、配線系統を担当。FUKUOKA NIWAKAの場合、ロボットの駆動系用の制御ボードはオリジナルのため、基板設計から行っています。

ソフト班

ロボットの駆動系制御プログラム、ROSを使った画像認識システム、自動照準、自動運転など様々なプログラム開発を行っています。RoboMasterだけではなく、ICRA(AIチャレンジ)などの大会にもソフト班中心でプロジェクトを立ち上げ、挑戦しています。

ドローン班

ドローンの設計、部品加工、組立、プログラム開発を行います。ドローン開発ベンチャーの協力のもと、機体開発、テストフライト、操縦練習などを行っています。

運営班

FUKUOKA NIWAKAの場合、執行部でチームの方向性、メンバー募集、予算管理、重要事項の決定を行っています。

メンバーの全体像

メンバーの全体像
※2019年 FUKUOKA NIWAKAチームメンバー構成イメージ